ブログを始める前は
休日には毎回更新しようと思っていたものの
奥さんからしてみれば子守をせずにブログ更新なんて
舐めてるの?としか思われないのは百も承知なわけで、
なかなかタイミングを見つけられず。
かと言って、誰も見ていないと分かっているブログを
仕事終わりの夜、もしくは明日仕事と分かっている夜に
更新する作業も、なかなか気分が乗らない。
そんな事を言っていたら、いつまで経っても軌道に乗らないのも分かっているんだけど。
(収入)
給与 43.6万円 (交通費7万円含む)
ボーナス 16万円
休日出勤と交通費で額面が50万円超え。確かに地獄のような日々だった。。
ボーナスは計画値よりも大幅にマイナスだったにも関わらず出た。
(支出)
■アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで 1,980円
■バラク・オバマ 約束の地 上下合本 4,400円
まず本屋でメルケルの評伝が目に止まり読み、
読み終えると、どうしても評伝という性質からか物足りなさを感じたため
そう言えばオバマ自伝出してたなと衝動買い。
メルケル評伝の物足りなさ、というのは
エンターテイメントとしての追体験が弱い、というのがあって。
これは評伝という性質なのだろうと思うのだけど、
対してやはり自伝であるオバマの本は、
もうエンターテイメントとして楽しめるレベルの追体験。
どうして黒人初の大統領候補になったか、
どうやって選挙戦を戦ったか、
就任後はサブプライムローンに端を発した金融危機にどのように対処したか、
そこで通した法案に数年後に効いてくるエネルギー・クリーン政策を忍ばせたとか、
野党との駆け引きで法案の妥協点はどうやって作られたか、
その結果、右派からの支持率も左派から支持率も下がったとか。
オバマケアの発想と実現に至るまでのプロセス、
イラクからの撤退、アフガンへの派兵、アラブの春、
保守派との攻防、ギリシャ危機や他国との協調、
移民問題と世界的なポピュリズムの台頭、
ビン・ラディン暗殺の舞台裏(映画「ゼロダークサーティ」を大統領視点から!)など、
国内国外問わず、歴史的な事象の数々を見事な理念と実行力で解決していくのを
追体験出来てしまう。
追体験なので端々に挟まれる家族とのエピソード(ミシェルとの出会いから書いてある)や、大統領当選確定の際には、こちらも感極まってきて泣けてくる。
まだ任期前半のみなので続編が楽しみでしょうがない。
■デヴィッド・バーン「アメリカン・ユートピア」 2,000円
あらゆるジャンルの映画好きが2021年のベスト1に挙げる、
スパイク・リー監督のブロードウェイ・ミュージカル映画化。
当然自分も映画館で衝撃を受け、YouTubeで発売開始と同時に購入。
「Slippery People」の出だしは何度聴いても立ち上がってしまう。
これについては改めて別記事で書きたいが
オバマ後のトランプ政権は、マイノリティや
デヴィッド・バーンのようなリベラル層にとって本当に絶望的だったのだろうと思う。
だけど、出来ることを、出来る範囲でやる。
いや出来る範囲も、もう少し飛び越えて、もう少し広げてみようと努力する、
その真摯な姿勢が胸を打つんじゃなかろうか。
サービス精神旺盛で、単純にテンションを上げてくるこの作品は絶賛するしかない。
(今日の残高)
残高1,653,019円。
(今日の一曲)
そんな訳でデヴィッド・バーン。
デヴィッド・バーンのベスト10という記事を書こうか考えながら
色々聴いていたんですが、それには入れるかどうか微妙だけど、
やはりどうしようもなく素晴らしいリミックス作品を。
ハウスレジェンドEric Kupperが参加している、
マンボ名曲「Make Believe Mambo」のACIDリミックス。
David Byrne – Make Believe Mambo (Acid Mambo)
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